これは保険会社側の代理人として担当した交通事故の案件です。

追突事故によって頸椎捻挫(むち打ち)を負った被害者Aは治療が終了した後、弁護士を立てて、加害者Bの保険会社に賠償金として125万円を請求してきました。
そこで,保険会社を通じて当事務所の弁護士が加害者Bの代理人として示談交渉を担当することになりました。

示談交渉の中で、当事務所の弁護士は、

A側の弁護士が主張する「家事従事者としての休業損害」について調査したところ、Aは事故後も休まずにパートに出ていたことが判明したことから、休業損害について過大な主張がされている

との反論をしながら、A側の弁護士と示談交渉を続けた結果

請求額125万円 ➡ 示談金68万円

で示談が成立し、請求額から45%以上の減額をすることに成功しました。