これは保険会社側の代理人として担当した交通事故の案件です。

信号機によって交通整理の行われていない交差点において、優先道路を直進するA運転のクルマと、劣後道路を直進するB運転のクルマとが出会い頭で接触する事故が発生しました。

この事故によって頸椎捻挫などの怪我をしたAは治療が終了した後、弁護士を立てて、B側の保険会社に賠償金として160万円を請求してきたことから、当事務所の弁護士がB側の代理人として示談交渉を担当することになりました。

示談交渉の中で、当事務所の弁護士は、

  •  Aにも10%の過失があること(物損ではAの過失0%で示談していました。)
  •  接骨院での施術について必要性について疑わしい点があること
  •  休業損害が過剰に算定されていると思しき点があること

などを指摘し、A側の弁護士と交渉を続けた結果、

請求額160万円 ➡ 示談金65万円

で示談が成立し、請求額の60%近く減額することに成功しました。