eye-catch_06

これは、私が保険会社側の代理人として担当した案件です。

駐車場での交通事故で争点は過失割合

駐車場の通路で、Xさんが運転する車両とYさんが運転する車両とが出会い頭で接触する交通事故が発生しました。当初、Yさんが契約していた保険会社からXさんに対して「50%:50%」という過失割合での解決を提案していましたが、Xさんは、これに納得せずに、弁護士をたてて裁判を起こしてきました。

裁判所の判断

保険会社の通じて私がYさんの代理人に選任され、この裁判を担当することになりました。

裁判では、警察から交通事故概要書を取り付けたり、交通事故の発生状況についてYさんの言い分をまとめて書面などを提出し、Xさん側にも交通事故の発生について相応の過失があったことを主張・立証しました。

その結果、裁判所からは提示された

Xさん:60%
Yさん:40%

という過失割合で示談が成立し,最終的には、Yさんにとって示談交渉のときよりも有利な条件で和解することができました

また、Yさん側の車両の修理代金についてもXさんの過失60%に相当する分を無事に回収することができました。